memo

上海遠征の記録です

上海遠征忘備録(準備〜移動編)

 

こんにちは。

普段はmixiという太古のコンテンツで公開範囲を限定しながら日記を書いてるのですが、今回は上海に行くフォロワーさん全体向けに公開したかったのではてブにしました。使い方わかりませんが一生懸命書きます。

 

9月2日から3日にかけて、上海にある虹橋芸術中心に、舞台『幽劇』を見に行ってきました。

f:id:zrmy:20170911135009j:image

わたしは三浦宏規くんのおっかけなのでテニミュのオタクに友達が多く、みんな上海がんばれ〜笑 とか言ってたらわたしが一足先に行くことになってしまったので、テニミュ組の役に立てればと思い、この記事を書きました。

 

 

⌘ざっとまとめた二日間の行程

9月1日(金)の午後11時ごろに羽田国際ターミナル着、日付が変わって9月2日(土)の午前1時頃に春秋航空の飛行機で日本を飛び立ち現地時間午前4時頃に上海の浦東国際空港に到着。

そこから地下鉄の始発まで空港内で時間を潰し、地下鉄に乗り虹橋芸術中心のある婁山関路駅に向かう途中の人民広場駅で降り観光、午後0時頃婁山関路駅に到着し、会場から徒歩5分ほどで着けるキングタウンホテルにチェックインし観劇。

次の日は観劇はマチネのみだったため、終演後に地下鉄に乗り竜陽路駅まで行き、そこからはリニアモーターカーを利用して空港まで戻り、16時半頃浦東国際空港に到着。9月3日(日)19時発の飛行機(同じく春秋航空)に搭乗予定だったため、余った時間は空港内を散策。日本時間23時頃にこちらに帰国。

といったスケジュールです。

以上の行程を、上海に初めて行くオタク向けに紹介して行きたいと思うので、上海に初めて行くオタクは参考にして頂けたらと思います。

 

 

⌘準備について

上海行きが決まってから、まずは過去に虹橋芸術中心に行ったことのある方のブログ(検索すると刀ミュで上海行ったはてなブログとか出てきます)を死ぬほど参考にさせていただきました。

『刀ミュ 虹橋芸術中心 はてな』とかで検索するといくつかのブログがヒットします。

わたしのスペックとしては、

  • 海外旅行経験なし
  • 英語が苦手(200点満点の模試で8点を取った経験がある)
  • 方向音痴
  • とにかく金がない

と、こんな感じにポンコツなので、とにかく生きて帰れることを最優先に、しかしお金はなるべく使わず、楽しく安全な上海遠征!!が今回のテーマでした。

一人で行くことはまず無理だろうなって思ったのでツイッターで同行者を募集したところ、運良くフォロワーさんが一人わたしの上海遠征についてきてくれることとなりました。

その同行者というのがかの有名なめりぃさんなのですが、めりぃさんが華麗に今回の上海遠征について(主に観光のことなど)まとめてくれてるので、観光とかはそっちを参考にしてください。

你好と謝謝しか言えないオタクが行く!1泊2日上海観劇紀行/前編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

你好と謝謝しか言えないオタクが行く!1泊2日上海観劇紀行/後編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY

わたしはとにかく生きて帰ってくる方法だけ紹介しておきますね。

まずは、日本にいるうちに済ませるべきことをまとめていきます。

  1. 日本円を中国元に両替
  2. 現地で使うアプリをあらかじめダウンロード
  3. Wi-Fiのレンタル
  4. 水に流せるティッシュを購入
  5. 婁山関路駅、虹橋芸術中心、キングタウンホテルの位置がすべて入るようにしたGoogleマップ(何か地図)の印刷

 

 

1.日本円を中国元に両替

わたしは日本で事前にやっていきました。

というのも、今回利用した春秋航空有人カウンターしかなく、チェックインする際には非常〜〜に並ばなくてはならないので、間に合わなかったら嫌だなぁと思ったからです。空港の両替カウンターはチェックしていないのですが、あんまりレートもよくないんですか?ね?めんどくさかったら空港でやるのもありだと思います。

両替ですが、ゆうちょ銀行でできると聞いて言ったものの、行ったゆうちょがユーロとドルのみ取り扱いだったため、ゆうちょで両替する際は事前に電話等で確認した方がいいです…無駄足になりました…。

わたしは今回『Jマーケット』という金券屋さんが外貨両替も行なっていたためそこで両替してもらいました。メリットとしては、書類等が必要なかったことと、遅くまでやっているというところですかね。わたしが行った時は学割キャンペーンやってて、学生証出したら少しお得に両替してもらえました。

足りなくなったら向こうで両替しようかなと思っていたのですが、空港にある両替機もホテルのフロントにある両替機も同じもので、どちらも両替の際に手数料が一律50元くらいかかったので、小額の両替には向かないです。試しに1000円両替してみようかと思ったらほぼほぼ手数料に持っていかれそうになりました。盗まれる可能性もあるから現金をたくさん持ち歩くのはよくないと聞きましたが、まあ貧乏オタクの遠征額くらいなら日本でやるなら全額日本で、現地でやるなら全額現地でやるのが一番手数料とかかからないと思います。

 

余っても損なのでできるだけギリギリ狙っていきたいですよね。わたしは今回現地でチケット代に1万円使うことがあらかじめわかっていたので1万5千円両替しましたが、ちょうどよく使いきれました。ホテルの代金はカードで支払いです。向こうの物価がまじで安いのでお金そんなに使わないです。ほどほどに観光するくらいならたぶん1万円も両替すれば十分ではないかと思います。

 

 

2.現地で使うアプリをあらかじめダウンロード

なにかトラブルがあっても困るので日本でダウンロードしていくと便利です。わたしが今回の遠征で入れて行ったアプリがこちらです。

f:id:zrmy:20170911115116j:image

一番使ったのが『上海メトロ』地下鉄乗り換えアプリです。日本の乗り換えアプリと同様に使えますが、一番ありがたいのがオフラインでも使えたという点。今回はこのアプリに死ぬほど助けられたので地下鉄使うオタクは絶対入れた方がいいです。無いと死にます

百度地図』は何回か使いました。Googleマップよりも正確な位置がわかります。入れといて損はしないです。

Google翻訳は辞書をダウンロードしておくとオフラインでも使えるそうですが、ダウンロードし忘れたので使いませんでした。

『We Chat』は現地で使えるLINEのようなトークアプリです。あらかじめ現地で会う予定のある友達とIDを交換しておくといいですね。現地でVPNかませられなくなるときに使えるそうですが、わたしは片時もめりぃさんと離れなかったので使いませんでした。でも劇場にあるカフェのフリーWi-Fiが、こいつに登録しておくことで一括ログインできるので、入れておいた方がいいです。

『ことりっぷ会話帳』もまあまあ便利です。こいつは大人のオサレ女子向けガイドブック『ことりっぷ』についている付録で、オフラインでも使える上にホテルや駅など場面ごとに会話が収録されているのでそこそこ使いやすいです。画面はこんな感じ。

f:id:zrmy:20170911130953j:image

ことりっぷもそんなに高くないし、観光するときに役に立ったのでオススメです。カバン入るサイズなのも嬉しいですね。

ことりっぷ 海外版 上海 (旅行ガイド)

ことりっぷ 海外版 上海 (旅行ガイド)

 

OpenVPNフリーのVPNのアプリです。こいつについては後で。

あとはピンイン入力のアプリがあると便利だと読んだのですが、App Storeだと良さげなアプリが見つからなかったので断念。めりぃさんがカメラで文字を読み取ると翻訳するアプリを使っていて、これも便利だなぁと思いましたが、アプリの名前を聞くの忘れました。気になったらめりぃさんのaskに質問してください(無責任)

 

 

3.Wi-Fiのレンタル

今回わたしWi-Fiについては全部めりぃさんにおまかせしてしまったので、まっったく役に立てることが言えないのですが、Wi-Fiはあった方がいい。先ほど紹介したVPNのアプリですが、これはVPNがついてないWi-FiでもVPNを使えるようにできるアプリです。設定等もめりぃさんのはてなに全部書いてありますが、インターネット赤ちゃんは何書いてあるか全くわからないと思います。わたしもわからないけど全部めりぃさんが設定してくれたのでなんとかなりました。わからないならVPN付きWi-Fiをレンタルすべき。

 

 

4.水に流せるティッシュを購入する

上海のトイレにはトイレットペーパーがありません。もう一度言います。上海のトイレにはトイレットペーパーがありません。

日本のトイレほど綺麗なトイレはどこにもないです。「私駅のトイレ無理〜><」みたいなことをほざきがちな綺麗好き女子は覚悟して行った方がいいです。トイレにトイレットペーパーがないトイレにはゴミ箱が置いてあり、そこに使用済みの紙を捨てていくのが主要システム(?)っぽいです。くさい。

空港のトイレにはトイレットペーパーがありました。劇場のトイレは個室内にトイレットペーパーはありませんでしたが、洗面所にトイレットペーパーらしきものが設置されているので、必要な分だけちぎって個室内に持ち込みます。多分流せる紙でした。

問題なのは市内のトイレです。立ち寄ったデパートのトイレには紙すら無かったので、水に流せるティッシュは大活躍でした。ファミリーマートとかで買えるから絶対に買ってった方がいいです。

 

 

5.婁山関路駅、虹橋芸術中心、キングタウンホテルの位置がすべて入るようにしたGoogleマップ(何か地図)の印刷

向こうで何があるかわからないので、印刷した地図持ってくと安心です。わたしはGoogleマップのアプリでキングタウンホテルを検索して、駅と劇場が写る範囲をスクショして印刷して持って行きましたが、これだけで十分でした。

f:id:zrmy:20170911134622p:image

こんな感じ。赤い目印のところがホテルです。

 

長くなってしまいましたが、以上がわたしが必要だと思った準備についてでした。

 

 

⌘浦東国際空港について

わたしたちが今回到着したのが第2ターミナル。構造は第1ターミナルと第2ターミナルの間に地下鉄とリニアの乗り口があり、それぞれのターミナルから電車まで5分、ターミナル間の移動は10分ほどでできたと記憶しています(違ったらごめん)。

┣ ━ ┫   ←イメージ

すんごい抽象的ですみません。案内図の写真撮ってくればよかった。でもこんな形。それぞれ両端が第1、第2ターミナルで、真ん中に地下鉄とリニアの乗り口があります。

それぞれのターミナルの入り口で荷物検査があります。現地のスタッフがかったるそうに座っているので(中国の店員さんはかなりの確率で無愛想です)、手早く荷物をベルトコンベアーに乗せましょう。

 

空港に到着したのが朝4時とかなので、お店とかも全然開いてないのですが、ベンチなどはそれぞれのターミナルにぼちぼちあります。

第2ターミナルにはバーガーキングがありました。中は覗いていないのですが明かりがついていたので、多分早朝から開いていたのではないでしょうか(開いてなかったらごめん)第1ターミナルにはファミリーマートが2つありました。この他にもお店はたくさんあるのですが、早朝に開いていたのはバーキンとファミマくらいです。

わたしたちは第1ターミナルまで移動し、ファミマで食べ物と飲み物を購入して近くのベンチに座り、地下鉄の始発まで時間を潰しました。

早朝の空港を日本人がフラフラ歩いていると、タクシーの運転手に声をかけられます。わたしは中国語が全くわからないのですが、「ジャパニーズ?」と聞かれ「イエス!イエス!」と答えてしまう素直さを持っていたのでめりぃさんに止められました。信用出来ないのであんまり相手にしない方がいいです。無視が一番。てか誰に声をかけられてもどうせ通じないので無視か、会釈して通り過ぎるくらいでいいです。

始発の時間までのんびりしたら、地下鉄へ移動しましょう。

 

 

⌘地下鉄について

地鉄(Metro)」と案内があるのが地下鉄の乗り口、「磁浮(Maglev)」と案内があるのがリニアの乗り口です。地下鉄に乗ってもリニアに乗っても劇場には行けます。が、どちらにしろ乗り換えが必要です。

地下鉄の場合、途中の「広蘭路」という駅で乗り換える必要があります。向かいの電車に乗るだけだし、みんなこの駅で乗り換えるので間違えることはないでしょう。

中国の人はマジで椅子取りゲームでもしてるのかってくらい必死で乗り換えるので、広蘭路到着の少し前からドアの前に並んでダッシュで降ります。なので乗り換えは非常にわかりやすいはずです。さらに降りる人を待たずに押し合いへし合いで電車に乗り込むので、わたしはしばらく爆笑しておりました。ヤバイです。

浦東国際空港駅は始発なので確実に座れますが(しかし椅子はプラスチック製の硬く冷たい椅子)、広蘭路駅からは多分座れないでしょう。あとこの地下鉄がも〜めちゃめちゃに揺れるので、座れるなら座っといた方が安全です。

 

地下鉄の値段は劇場まで1時間と少し乗っても7元と非常に安いです。安すぎます。

チケットの購入方法ですが、改札に自動の券売機があるのでそちらにお金を入れて買います。

何台かコイン専用機があるので要注意。

コインは日本の両替では取り扱ってないので、現地でお買い物をした際のお釣りなどで手に入れましょう。1角、5角、1元玉がありました。他にもあるのかな。10角で1元だそうです。

行き先の駅を選択するか、もしくは値段を選択することで購入できます。値段を選択するほうが難易度が低いので、地下鉄アプリであらかじめ交通費を調べて購入するのが一番簡単です。

お金を入れると券売機からICカード(?)が出てきます。これを入場時にはSuicaのように改札機にタッチし、退場時には切符のように改札機内に入れることで使用できます。

 

しかしこの券売機エラーを起こします。2日間の行程の中で2回エラーを見たので(しかも1回目は到着早朝1発目)、結構な確率でエラーが起きるのか、それともわたしたちが不運なだけだったのか…

エラーの画面はこんな感じ。

f:id:zrmy:20170911151935j:image

わからないんですけど、たぶん中のICカードがなくなることで起きるエラーなのでしょうか。

二度目のエラーの際はカードが出てきた後にこの画面になったので、カードは問題なく使えることができたのですが、一度目のエラーの際はカードが出てこないのにこの画面になったので、改札にいる無愛想なスタッフに必死で訴えます。何かを伝えたい時は写真を撮って見せると結構な確率で理解してもらえます。

 

チケットを購入できたら、電車に乗るだけです。ここでも荷物検査があります。

中国は何かと荷物検査があるので、頑張りましょう。引っかかることはなかったです。

 

 

 

⌘リニアについて

せっかく中国に来たし、リニアに乗ってみるのもありだと思います。地下鉄より高いけど、それでも50元で乗れます。リニア、とにかく速くて面白かったです。速すぎて少し怖いよ。

ただリニアの始発は地下鉄の始発より少し遅いので、その間が暇になってしまうかも。わたしたちは帰りにリニアに乗ったのですが、行きに乗った方がお得にリニアに乗れます。

なぜならリニアは当日の空港券があると10元引きの40元で乗れるからです。

いや〜10元あれば小籠包6個食べれちゃうよ。

チケットの購入方法ですが、有人カウンターで購入しました。行き先と片道か往復かを伝えることで購入できます。片道は「单程」、往復は「往返」です。わたしは行き先の駅と単程と書いた紙を出して、筆談でどうにかしました。チケットの使用方法は地下鉄と同様です。

 

f:id:zrmy:20170911152848j:image

リニアモーターカー かっこいいですね。

グリーン席的なものもあるのですが、8分で到着してしまうので無意味という現地の豆知識を聞いて爆笑しました。

リニアの終点は「竜陽路」という駅です。乗り換えは地下鉄よりは複雑ですが、案内板に沿って移動すれば何の困難もありませんでした。

 

婁山関路駅につけば劇場はすぐそこです。

4番出口を出て左に進むと劇場があります。

4番出口を出れば劇場とは目と鼻の先なので、4番出口から出るようにしましょう。

 

 

 

以上、上海遠征忘備録(準備〜移動編)でした。

思ったより長くなってしまったので、劇場のこと、ホテルのことなどは次の記事に書いていきたいと思います。