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上海遠征の記録です

上海遠征忘備録②(劇場、ホテル編)

 さて、ここからは婁山関路駅についてからのことを書いていきたいと思います。

 

 

⌘劇場について

婁山関路駅4番出口から徒歩1分、虹橋芸術中心があります。中には映画館も入ってるのかな?よくわからないけど日本の映画の予告が流れておりました。

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チケットは当日引き換えでしたが、当日引き換えのスタッフと、プレボのところにいるスタッフは日本語がペラペラです。おそらくネルケの使者。逆にそれ以外のスタッフは劇場の現地スタッフなので日本語が通じません。

幽劇の当日引き換えのシステムは開演1時間前に集合して、整理券番号が早い順から好きな席を選べるシステムでしたが、ま〜〜〜じで幽劇上海公演は日本人が少なかったので(15〜20人ほどしかいなかった)テニミュ等の人気公演の遠征でこの記事を読んでくれてる人の参考にはならないですね…。

わたしは現地でもチケットを購入しました。劇場にチケットBOXというチケット売り場があるので、そこのスタッフに希望の公演と座席を伝えて現金で購入しました。日本語は1ミリも伝わらないので注意してください…。わたしは全てを日本語で押し切ろうとしてチケットの購入に困難を極めました…(当たり前)

 

階段を上ると劇場ですが、建物の入り口でチケットを確認される日本とは違い、虹橋芸術中心は劇場の入り口でチケットを確認されます。もぎったりするチケットではなく、機械でQRコードを読み取ることで、確認しているようです。1階と2階で入り口が違い、さらにそれぞれの階のチケットでしか入場できないのでご注意ください。

 

さて、この虹橋芸術中心ですが、座席は座り心地が良く、音響も良く、また段差もあり前の席と頭がズレているので非常に見やすい劇場でした。日本の2.5専用シアターがプレハブ小屋状態なのに上海の2.5専用シアターの作りがこれだけ良いってどうなってるんですかね…。

わたしは今回センターにしか座っていないので、サイド席の見切れ具合は不明でしたが、そんな見切れもないんじゃないかなー?という印象です。座席表をしっかり見てくるのを忘れたのですが、ドセンに座った時に席番が確か1番か2番だったので、日本の劇場とは違い中心ほど若い番号っぽいです。幽劇のときだけだったらすみません。

あと最前席とステージまで若干距離があります。幽劇では最後に『式札』というキャストのサインが入ったコピー用紙(決してゴミではない)をキャストがばら撒くのですが、日本の青年館ではステージ上から撒いても前列届いていたものを、虹橋芸術中心ではキャストがステージから降りてばら撒いておりました。そのくらいの距離感です。

両サイドに中国語に翻訳された字幕が流れるので、ちょいちょいそちらで台詞を見るのも楽しかったです。

クロークもありました。チケットBOXのスタッフさんに預かってもらえました。日本同様、番号札と引き換えとなります。スタッフさんは現地の方でしたが、なんとかなったので大丈夫です。

 

虹橋芸術中心ですが、劇場内にカフェが存在します。

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価格帯としては、日本のこの手のカフェよりは少し安いかな〜くらいなので、中国の爆安価格に慣れていると少し高く感じるかもしれません。このカフェ、メニューも豊富だし椅子もフカフカだし、カフェですら日本の2.5専用シアターと差をつけてくるところに涙が出ます。

前回の記事でも書いたのですが、WeChatを利用していると一括ログインでカフェのフリーWi-Fiを使うことができます。VPNも普通に使えました。

幽劇で日本人が少なかったからかもしれませんが、席は普通に座れました。当日引き換え券を交換したあと、開演までこのカフェでまったりするのもいいかもしれません。

メニューはいろいろあったのですが、中国語がわからなかったので、わたしは柚子アイスティーらしき飲み物と、フルーツの乗ったワッフルを購入。「エクスキューズミー」と声をかけてメニューを指差しながら「ディスワン!!」と訴えればなんとか注文できました。怪訝な顔はされましたが。あと多分持ち帰りか店内かも聞かれるのでそれも答えましょう。正しい答え方がわからないので地面を指差しながら「イートイン!!」と答えました。馬鹿丸出しです。

注文が終わると円盤型の機械を渡されます。これ、日本のフードコートでよく見る呼び出しベルと同じシステムなので、これを持って座席で待っていましょう。機械が鳴ったらカウンターまで注文した商品を取りに行きます。わたしはこのシステムがわからずカウンターの前で立って待っていたので店員のお姉さんにまたも怪訝な顔をされました。とほほ。

 

劇場周辺施設も少し紹介。

建物の名前も忘れた上に調べる気力もないので詳しく知りたい方はめりぃさんの記事を読んでください。

 

劇場の左隣と正面には、ショッピングセンターがありました。

左隣の施設は、価格帯や雰囲気がイトーヨーカドージャスコって感じ(日本にジャスコはもうないそうです)。営業時間は22時までだったので、終演後に夜ご飯を食べたりするのにいいかもしれません。

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これは中に入っていたお店で食べた小籠包です。美味でした。あとはタピオカミルクティーのお店もあったので食後にタピオカミルクティーも飲んだのですが、タピオカだばだばで、まじでタピオカで窒息死するかと思いました。地下にはスーパーもあり、ペットボトルの飲料水等がコンビニよりも安く買えたので、オススメです。 

 

正面の施設は写真も撮ってありました。

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こんな感じ。

こっちは価格帯や雰囲気がマルイやルミネのような施設です。お洋服屋さん等がたくさん入っていて、日本のevelynのようなレデイースの服屋さんから、HAREのようなメンズの服屋さんがあったので、自分の洋服や推しへのプレを買うのにもいいかもしれません。

こちらの施設も飲食店の並ぶフロアがあります。日本だと飲食店は一番上の階にあることが多いですが、どちらの施設も飲食店は地下にありました。

 

他にも劇場周辺にはチェーンの飲食店やコンビニなどがたくさんあったので、あまりお買い物や食べ物で困ることはなさそうです。

 

 

 

⌘キングタウンホテルについて

劇場から徒歩5分ほどのところにキングタウンホテルがあります。劇場正面の横断歩道を渡り、反対側の道を劇場から向かって左に進むとキングタウンホテルが見えてくるのですが…

中国人マジで信号無視して車で突っ込んでくるので、たとえ青でも横断歩道を渡る際は気をつけてください。死にます。

わたしは二足歩行が苦手なのですが、横断歩道で躓いて前のめりになった瞬間トラックが突っ込んできてあやうく死にかけました。

 

さてこのキングタウンホテルなのですが、入り口が結構わかりづらいです。劇場から左に向かってまっすぐ歩いていると、交差点のやや手前くらい、右手に駐車場の入り口があります。キングタウンホテルの入り口はこの駐車場の中なのです。わっかりづれー!

夜暗い時間に歩いていると結構見つけづらいかもしれないので、明るい時間に一度確認しておくといいかもしれません。お昼の12時からチェックインできるので、先にチェックインしちゃうのもありかもしれませんね。

 

フロントのスタッフは日本語はもちろん通じませんが、多少の英語なら通じます。チェックインする旨を伝えましょう。わたしはBooking.comから予約していたので、アプリの予約画面ページを提示しました。

このホテル、当日までツインかダブルか不明と聞いていたのですが、ブッキングから予約する際にツインベッドを希望したためか(ツインベット希望のチェック欄がありました)、フロントのスタッフに「トゥーベット?」と聞かれました。選択できるものは選択しておいた方がいいですね。そんなこんなでわたしたちのお部屋はツインベットです。やったー!

 

お部屋はかなり綺麗なお部屋でした。他の方のブログでは壁紙が剥がれている写真も見かけたので、当たり部屋だったのかもしれません。

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こんな感じ。ベッドはふかふかで寝心地よかったです!枕もふかふかでした!枕の種類を選べるサービスもあるようですが、中国語でうまく伝えられる気がしなかったので諦めました。

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キッチンも綺麗です。お水のサービスもありました。あとは電子ケトルとティーパックも置いてあったので、あったかいお茶も飲めます。ティーパックはリプトンです。

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トイレとシャワーはこんな感じ。シャワーの前に扉はついていますが、見ての通りスケスケな扉なので、シャワー使ってる時にトイレは使えないかもしれません。ホテルのトイレにはトイレットペーパーがあります。

バスタオルは若干ごわごわしてましたが、全然普通に使えました。ドライヤーも置いてあります。パジャマはないので持って行きましょう。その他アメニティとしては、シャワーキャップや歯ブラシセットなどもありました(歯ブラシはやたらと柔らかいです)

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コンセントはこんな感じ。上二つの穴に日本のコンセントぶっさして使うことができます。アイロンも普通に使えました。わたしわざわざ海外対応のヘアアイロン買ってったのですが、めりぃさんのサロニアが普通に使えたので、多分大丈夫です。オタクみんなサロニア使ってない?右側にUSBポートもついてるので、スマホの充電もできます。充電できなかったら死ぬと思って大量に持って行ったモバイルバッテリーたちがただの荷物となりました。

ホテルにあんまり期待していなかったのですが、この値段でこのクオリティなら大満足です。部屋に机と椅子もあったので、ファンレターも書けますよ。

 

 

 

⌘コミュニケーションについて

英語は通じないと聞いていましたが、日本人に通じる英語なら普通に通じます。「エクスキューズミー」「ディスワン!」「謝謝」しか言ってないですけど帰ってこれました。飲食店での注文は、指差しや、ディスプレイの写真を撮って見せるとスムーズかもしれません。あとは筆談とか、アプリの翻訳画面を見せたりとかでどうにかなります。

無愛想な店員さんが多いですが、飲食店のおばちゃんに「謝謝」と言ったらものすごい笑顔で見送ってくれたりと、心がほっこりする場面もありました。「謝謝」言っといて損はしないですよ!

 

 

⌘まとめ

以上、わたしが上海に行く前に知りたかったこと、上海に行って「これがわかってれば行きて帰ってこれるな」と思ったことをまとめました。参考にしていただければ幸いです。

わたしは去年の関東氷帝戦の上海公演に行くことができなかったのをすごくすごく後悔していたので、今回幽劇で上海に行けてとっっても楽しかったです!!!現地の人たちの声援とか、それに応えるキャストの姿とか、日本では見れないものがたくさん観れたので、それだけで上海に行く価値はあったなぁと思っています。怖い怖いって思っていたけど、気をつけていれば上海はいい都市でした。

上海遠征迷ってる人がいたらオススメして行きたいですね。食費とかもそんなにかからないので、安い飛行機選べば福岡公演とかとそんなに変わらない金額で遠征できそうです。

 

またなんか思い出したら追加するかもしれませんが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!それでは!ばいちゃ!

 

 

おまけ

前回の記事でカメラで文字を読み取ると翻訳するアプリの存在をあまりにも雑に紹介したのですが、めりぃさんが早速拾ってくれました。ダウンロードすることをおすすめします。