上海遠征忘備録②(劇場、ホテル編)
さて、ここからは婁山関路駅についてからのことを書いていきたいと思います。
⌘劇場について
婁山関路駅4番出口から徒歩1分、虹橋芸術中心があります。中には映画館も入ってるのかな?よくわからないけど日本の映画の予告が流れておりました。
チケットは当日引き換えでしたが、当日引き換えのスタッフと、プレボのところにいるスタッフは日本語がペラペラです。おそらくネルケの使者。逆にそれ以外のスタッフは劇場の現地スタッフなので日本語が通じません。
幽劇の当日引き換えのシステムは開演1時間前に集合して、整理券番号が早い順から好きな席を選べるシステムでしたが、ま〜〜〜じで幽劇上海公演は日本人が少なかったので(15〜20人ほどしかいなかった)、テニミュ等の人気公演の遠征でこの記事を読んでくれてる人の参考にはならないですね…。
わたしは現地でもチケットを購入しました。劇場にチケットBOXというチケット売り場があるので、そこのスタッフに希望の公演と座席を伝えて現金で購入しました。日本語は1ミリも伝わらないので注意してください…。わたしは全てを日本語で押し切ろうとしてチケットの購入に困難を極めました…(当たり前)
階段を上ると劇場ですが、建物の入り口でチケットを確認される日本とは違い、虹橋芸術中心は劇場の入り口でチケットを確認されます。もぎったりするチケットではなく、機械でQRコードを読み取ることで、確認しているようです。1階と2階で入り口が違い、さらにそれぞれの階のチケットでしか入場できないのでご注意ください。
さて、この虹橋芸術中心ですが、座席は座り心地が良く、音響も良く、また段差もあり前の席と頭がズレているので非常に見やすい劇場でした。日本の2.5専用シアターがプレハブ小屋状態なのに上海の2.5専用シアターの作りがこれだけ良いってどうなってるんですかね…。
わたしは今回センターにしか座っていないので、サイド席の見切れ具合は不明でしたが、そんな見切れもないんじゃないかなー?という印象です。座席表をしっかり見てくるのを忘れたのですが、ドセンに座った時に席番が確か1番か2番だったので、日本の劇場とは違い中心ほど若い番号っぽいです。幽劇のときだけだったらすみません。
あと最前席とステージまで若干距離があります。幽劇では最後に『式札』というキャストのサインが入ったコピー用紙(決してゴミではない)をキャストがばら撒くのですが、日本の青年館ではステージ上から撒いても前列届いていたものを、虹橋芸術中心ではキャストがステージから降りてばら撒いておりました。そのくらいの距離感です。
両サイドに中国語に翻訳された字幕が流れるので、ちょいちょいそちらで台詞を見るのも楽しかったです。
クロークもありました。チケットBOXのスタッフさんに預かってもらえました。日本同様、番号札と引き換えとなります。スタッフさんは現地の方でしたが、なんとかなったので大丈夫です。
虹橋芸術中心ですが、劇場内にカフェが存在します。
価格帯としては、日本のこの手のカフェよりは少し安いかな〜くらいなので、中国の爆安価格に慣れていると少し高く感じるかもしれません。このカフェ、メニューも豊富だし椅子もフカフカだし、カフェですら日本の2.5専用シアターと差をつけてくるところに涙が出ます。
前回の記事でも書いたのですが、WeChatを利用していると一括ログインでカフェのフリーWi-Fiを使うことができます。VPNも普通に使えました。
幽劇で日本人が少なかったからかもしれませんが、席は普通に座れました。当日引き換え券を交換したあと、開演までこのカフェでまったりするのもいいかもしれません。
メニューはいろいろあったのですが、中国語がわからなかったので、わたしは柚子アイスティーらしき飲み物と、フルーツの乗ったワッフルを購入。「エクスキューズミー」と声をかけてメニューを指差しながら「ディスワン!!」と訴えればなんとか注文できました。怪訝な顔はされましたが。あと多分持ち帰りか店内かも聞かれるのでそれも答えましょう。正しい答え方がわからないので地面を指差しながら「イートイン!!」と答えました。馬鹿丸出しです。
注文が終わると円盤型の機械を渡されます。これ、日本のフードコートでよく見る呼び出しベルと同じシステムなので、これを持って座席で待っていましょう。機械が鳴ったらカウンターまで注文した商品を取りに行きます。わたしはこのシステムがわからずカウンターの前で立って待っていたので店員のお姉さんにまたも怪訝な顔をされました。とほほ。
劇場周辺施設も少し紹介。
建物の名前も忘れた上に調べる気力もないので詳しく知りたい方はめりぃさんの記事を読んでください。
劇場の左隣と正面には、ショッピングセンターがありました。
左隣の施設は、価格帯や雰囲気がイトーヨーカドーやジャスコって感じ(日本にジャスコはもうないそうです)。営業時間は22時までだったので、終演後に夜ご飯を食べたりするのにいいかもしれません。
これは中に入っていたお店で食べた小籠包です。美味でした。あとはタピオカミルクティーのお店もあったので食後にタピオカミルクティーも飲んだのですが、タピオカだばだばで、まじでタピオカで窒息死するかと思いました。地下にはスーパーもあり、ペットボトルの飲料水等がコンビニよりも安く買えたので、オススメです。
正面の施設は写真も撮ってありました。
こんな感じ。
こっちは価格帯や雰囲気がマルイやルミネのような施設です。お洋服屋さん等がたくさん入っていて、日本のevelynのようなレデイースの服屋さんから、HAREのようなメンズの服屋さんがあったので、自分の洋服や推しへのプレを買うのにもいいかもしれません。
こちらの施設も飲食店の並ぶフロアがあります。日本だと飲食店は一番上の階にあることが多いですが、どちらの施設も飲食店は地下にありました。
他にも劇場周辺にはチェーンの飲食店やコンビニなどがたくさんあったので、あまりお買い物や食べ物で困ることはなさそうです。
⌘キングタウンホテルについて
劇場から徒歩5分ほどのところにキングタウンホテルがあります。劇場正面の横断歩道を渡り、反対側の道を劇場から向かって左に進むとキングタウンホテルが見えてくるのですが…
中国人マジで信号無視して車で突っ込んでくるので、たとえ青でも横断歩道を渡る際は気をつけてください。死にます。
わたしは二足歩行が苦手なのですが、横断歩道で躓いて前のめりになった瞬間トラックが突っ込んできてあやうく死にかけました。
さてこのキングタウンホテルなのですが、入り口が結構わかりづらいです。劇場から左に向かってまっすぐ歩いていると、交差点のやや手前くらい、右手に駐車場の入り口があります。キングタウンホテルの入り口はこの駐車場の中なのです。わっかりづれー!
夜暗い時間に歩いていると結構見つけづらいかもしれないので、明るい時間に一度確認しておくといいかもしれません。お昼の12時からチェックインできるので、先にチェックインしちゃうのもありかもしれませんね。
フロントのスタッフは日本語はもちろん通じませんが、多少の英語なら通じます。チェックインする旨を伝えましょう。わたしはBooking.comから予約していたので、アプリの予約画面ページを提示しました。
このホテル、当日までツインかダブルか不明と聞いていたのですが、ブッキングから予約する際にツインベッドを希望したためか(ツインベット希望のチェック欄がありました)、フロントのスタッフに「トゥーベット?」と聞かれました。選択できるものは選択しておいた方がいいですね。そんなこんなでわたしたちのお部屋はツインベットです。やったー!
お部屋はかなり綺麗なお部屋でした。他の方のブログでは壁紙が剥がれている写真も見かけたので、当たり部屋だったのかもしれません。
こんな感じ。ベッドはふかふかで寝心地よかったです!枕もふかふかでした!枕の種類を選べるサービスもあるようですが、中国語でうまく伝えられる気がしなかったので諦めました。
キッチンも綺麗です。お水のサービスもありました。あとは電子ケトルとティーパックも置いてあったので、あったかいお茶も飲めます。ティーパックはリプトンです。
トイレとシャワーはこんな感じ。シャワーの前に扉はついていますが、見ての通りスケスケな扉なので、シャワー使ってる時にトイレは使えないかもしれません。ホテルのトイレにはトイレットペーパーがあります。
バスタオルは若干ごわごわしてましたが、全然普通に使えました。ドライヤーも置いてあります。パジャマはないので持って行きましょう。その他アメニティとしては、シャワーキャップや歯ブラシセットなどもありました(歯ブラシはやたらと柔らかいです)。
コンセントはこんな感じ。上二つの穴に日本のコンセントぶっさして使うことができます。アイロンも普通に使えました。わたしわざわざ海外対応のヘアアイロン買ってったのですが、めりぃさんのサロニアが普通に使えたので、多分大丈夫です。オタクみんなサロニア使ってない?右側にUSBポートもついてるので、スマホの充電もできます。充電できなかったら死ぬと思って大量に持って行ったモバイルバッテリーたちがただの荷物となりました。
ホテルにあんまり期待していなかったのですが、この値段でこのクオリティなら大満足です。部屋に机と椅子もあったので、ファンレターも書けますよ。
⌘コミュニケーションについて
英語は通じないと聞いていましたが、日本人に通じる英語なら普通に通じます。「エクスキューズミー」「ディスワン!」「謝謝」しか言ってないですけど帰ってこれました。飲食店での注文は、指差しや、ディスプレイの写真を撮って見せるとスムーズかもしれません。あとは筆談とか、アプリの翻訳画面を見せたりとかでどうにかなります。
無愛想な店員さんが多いですが、飲食店のおばちゃんに「謝謝」と言ったらものすごい笑顔で見送ってくれたりと、心がほっこりする場面もありました。「謝謝」言っといて損はしないですよ!
⌘まとめ
以上、わたしが上海に行く前に知りたかったこと、上海に行って「これがわかってれば行きて帰ってこれるな」と思ったことをまとめました。参考にしていただければ幸いです。
わたしは去年の関東氷帝戦の上海公演に行くことができなかったのをすごくすごく後悔していたので、今回幽劇で上海に行けてとっっても楽しかったです!!!現地の人たちの声援とか、それに応えるキャストの姿とか、日本では見れないものがたくさん観れたので、それだけで上海に行く価値はあったなぁと思っています。怖い怖いって思っていたけど、気をつけていれば上海はいい都市でした。
上海遠征迷ってる人がいたらオススメして行きたいですね。食費とかもそんなにかからないので、安い飛行機選べば福岡公演とかとそんなに変わらない金額で遠征できそうです。
またなんか思い出したら追加するかもしれませんが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!それでは!ばいちゃ!
おまけ
前回の記事でカメラで文字を読み取ると翻訳するアプリの存在をあまりにも雑に紹介したのですが、めりぃさんが早速拾ってくれました。ダウンロードすることをおすすめします。
雑でゲラゲラ笑った。「楽訳たびカメラ」という無料アプリです。レストランのメニューとかは大体読めるよ。上海行くオタク全員入れろ。 pic.twitter.com/8kxnnxulvu
— めりぴょん (@13weekslater_ep) 2017年9月11日
上海遠征忘備録(準備〜移動編)
こんにちは。
普段はmixiという太古のコンテンツで公開範囲を限定しながら日記を書いてるのですが、今回は上海に行くフォロワーさん全体向けに公開したかったのではてブにしました。使い方わかりませんが一生懸命書きます。
9月2日から3日にかけて、上海にある虹橋芸術中心に、舞台『幽劇』を見に行ってきました。
わたしは三浦宏規くんのおっかけなのでテニミュのオタクに友達が多く、みんな上海がんばれ〜笑 とか言ってたらわたしが一足先に行くことになってしまったので、テニミュ組の役に立てればと思い、この記事を書きました。
⌘ざっとまとめた二日間の行程
9月1日(金)の午後11時ごろに羽田国際ターミナル着、日付が変わって9月2日(土)の午前1時頃に春秋航空の飛行機で日本を飛び立ち現地時間午前4時頃に上海の浦東国際空港に到着。
そこから地下鉄の始発まで空港内で時間を潰し、地下鉄に乗り虹橋芸術中心のある婁山関路駅に向かう途中の人民広場駅で降り観光、午後0時頃婁山関路駅に到着し、会場から徒歩5分ほどで着けるキングタウンホテルにチェックインし観劇。
次の日は観劇はマチネのみだったため、終演後に地下鉄に乗り竜陽路駅まで行き、そこからはリニアモーターカーを利用して空港まで戻り、16時半頃浦東国際空港に到着。9月3日(日)19時発の飛行機(同じく春秋航空)に搭乗予定だったため、余った時間は空港内を散策。日本時間23時頃にこちらに帰国。
といったスケジュールです。
以上の行程を、上海に初めて行くオタク向けに紹介して行きたいと思うので、上海に初めて行くオタクは参考にして頂けたらと思います。
⌘準備について
上海行きが決まってから、まずは過去に虹橋芸術中心に行ったことのある方のブログ(検索すると刀ミュで上海行ったはてなブログとか出てきます)を死ぬほど参考にさせていただきました。
『刀ミュ 虹橋芸術中心 はてな』とかで検索するといくつかのブログがヒットします。
わたしのスペックとしては、
- 海外旅行経験なし
- 英語が苦手(200点満点の模試で8点を取った経験がある)
- 方向音痴
- とにかく金がない
と、こんな感じにポンコツなので、とにかく生きて帰れることを最優先に、しかしお金はなるべく使わず、楽しく安全な上海遠征!!が今回のテーマでした。
一人で行くことはまず無理だろうなって思ったのでツイッターで同行者を募集したところ、運良くフォロワーさんが一人わたしの上海遠征についてきてくれることとなりました。
その同行者というのがかの有名なめりぃさんなのですが、めりぃさんが華麗に今回の上海遠征について(主に観光のことなど)まとめてくれてるので、観光とかはそっちを参考にしてください。
你好と謝謝しか言えないオタクが行く!1泊2日上海観劇紀行/前編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY
你好と謝謝しか言えないオタクが行く!1泊2日上海観劇紀行/後編 - I READ THE NEWS TODAY, OH BOY
わたしはとにかく生きて帰ってくる方法だけ紹介しておきますね。
まずは、日本にいるうちに済ませるべきことをまとめていきます。
- 日本円を中国元に両替
- 現地で使うアプリをあらかじめダウンロード
- Wi-Fiのレンタル
- 水に流せるティッシュを購入
- 婁山関路駅、虹橋芸術中心、キングタウンホテルの位置がすべて入るようにしたGoogleマップ(何か地図)の印刷
1.日本円を中国元に両替
わたしは日本で事前にやっていきました。
というのも、今回利用した春秋航空が有人カウンターしかなく、チェックインする際には非常〜〜に並ばなくてはならないので、間に合わなかったら嫌だなぁと思ったからです。空港の両替カウンターはチェックしていないのですが、あんまりレートもよくないんですか?ね?めんどくさかったら空港でやるのもありだと思います。
両替ですが、ゆうちょ銀行でできると聞いて言ったものの、行ったゆうちょがユーロとドルのみ取り扱いだったため、ゆうちょで両替する際は事前に電話等で確認した方がいいです…無駄足になりました…。
わたしは今回『Jマーケット』という金券屋さんが外貨両替も行なっていたためそこで両替してもらいました。メリットとしては、書類等が必要なかったことと、遅くまでやっているというところですかね。わたしが行った時は学割キャンペーンやってて、学生証出したら少しお得に両替してもらえました。
足りなくなったら向こうで両替しようかなと思っていたのですが、空港にある両替機もホテルのフロントにある両替機も同じもので、どちらも両替の際に手数料が一律50元くらいかかったので、小額の両替には向かないです。試しに1000円両替してみようかと思ったらほぼほぼ手数料に持っていかれそうになりました。盗まれる可能性もあるから現金をたくさん持ち歩くのはよくないと聞きましたが、まあ貧乏オタクの遠征額くらいなら日本でやるなら全額日本で、現地でやるなら全額現地でやるのが一番手数料とかかからないと思います。
余っても損なのでできるだけギリギリ狙っていきたいですよね。わたしは今回現地でチケット代に1万円使うことがあらかじめわかっていたので1万5千円両替しましたが、ちょうどよく使いきれました。ホテルの代金はカードで支払いです。向こうの物価がまじで安いのでお金そんなに使わないです。ほどほどに観光するくらいならたぶん1万円も両替すれば十分ではないかと思います。
2.現地で使うアプリをあらかじめダウンロード
なにかトラブルがあっても困るので日本でダウンロードしていくと便利です。わたしが今回の遠征で入れて行ったアプリがこちらです。
一番使ったのが『上海メトロ』地下鉄乗り換えアプリです。日本の乗り換えアプリと同様に使えますが、一番ありがたいのがオフラインでも使えたという点。今回はこのアプリに死ぬほど助けられたので地下鉄使うオタクは絶対入れた方がいいです。無いと死にます。
『百度地図』は何回か使いました。Googleマップよりも正確な位置がわかります。入れといて損はしないです。
『Google翻訳』は辞書をダウンロードしておくとオフラインでも使えるそうですが、ダウンロードし忘れたので使いませんでした。
『We Chat』は現地で使えるLINEのようなトークアプリです。あらかじめ現地で会う予定のある友達とIDを交換しておくといいですね。現地でVPNかませられなくなるときに使えるそうですが、わたしは片時もめりぃさんと離れなかったので使いませんでした。でも劇場にあるカフェのフリーWi-Fiが、こいつに登録しておくことで一括ログインできるので、入れておいた方がいいです。
『ことりっぷ会話帳』もまあまあ便利です。こいつは大人のオサレ女子向けガイドブック『ことりっぷ』についている付録で、オフラインでも使える上にホテルや駅など場面ごとに会話が収録されているのでそこそこ使いやすいです。画面はこんな感じ。
ことりっぷもそんなに高くないし、観光するときに役に立ったのでオススメです。カバン入るサイズなのも嬉しいですね。
『OpenVPN』フリーのVPNのアプリです。こいつについては後で。
あとはピンイン入力のアプリがあると便利だと読んだのですが、App Storeだと良さげなアプリが見つからなかったので断念。めりぃさんがカメラで文字を読み取ると翻訳するアプリを使っていて、これも便利だなぁと思いましたが、アプリの名前を聞くの忘れました。気になったらめりぃさんのaskに質問してください(無責任)
3.Wi-Fiのレンタル
今回わたしWi-Fiについては全部めりぃさんにおまかせしてしまったので、まっったく役に立てることが言えないのですが、Wi-Fiはあった方がいい。先ほど紹介したVPNのアプリですが、これはVPNがついてないWi-FiでもVPNを使えるようにできるアプリです。設定等もめりぃさんのはてなに全部書いてありますが、インターネット赤ちゃんは何書いてあるか全くわからないと思います。わたしもわからないけど全部めりぃさんが設定してくれたのでなんとかなりました。わからないならVPN付きWi-Fiをレンタルすべき。
4.水に流せるティッシュを購入する
上海のトイレにはトイレットペーパーがありません。もう一度言います。上海のトイレにはトイレットペーパーがありません。
日本のトイレほど綺麗なトイレはどこにもないです。「私駅のトイレ無理〜><」みたいなことをほざきがちな綺麗好き女子は覚悟して行った方がいいです。トイレにトイレットペーパーがないトイレにはゴミ箱が置いてあり、そこに使用済みの紙を捨てていくのが主要システム(?)っぽいです。くさい。
空港のトイレにはトイレットペーパーがありました。劇場のトイレは個室内にトイレットペーパーはありませんでしたが、洗面所にトイレットペーパーらしきものが設置されているので、必要な分だけちぎって個室内に持ち込みます。多分流せる紙でした。
問題なのは市内のトイレです。立ち寄ったデパートのトイレには紙すら無かったので、水に流せるティッシュは大活躍でした。ファミリーマートとかで買えるから絶対に買ってった方がいいです。
5.婁山関路駅、虹橋芸術中心、キングタウンホテルの位置がすべて入るようにしたGoogleマップ(何か地図)の印刷
向こうで何があるかわからないので、印刷した地図持ってくと安心です。わたしはGoogleマップのアプリでキングタウンホテルを検索して、駅と劇場が写る範囲をスクショして印刷して持って行きましたが、これだけで十分でした。
こんな感じ。赤い目印のところがホテルです。
長くなってしまいましたが、以上がわたしが必要だと思った準備についてでした。
⌘浦東国際空港について
わたしたちが今回到着したのが第2ターミナル。構造は第1ターミナルと第2ターミナルの間に地下鉄とリニアの乗り口があり、それぞれのターミナルから電車まで5分、ターミナル間の移動は10分ほどでできたと記憶しています(違ったらごめん)。
┣ ━ ┫ ←イメージ
すんごい抽象的ですみません。案内図の写真撮ってくればよかった。でもこんな形。それぞれ両端が第1、第2ターミナルで、真ん中に地下鉄とリニアの乗り口があります。
それぞれのターミナルの入り口で荷物検査があります。現地のスタッフがかったるそうに座っているので(中国の店員さんはかなりの確率で無愛想です)、手早く荷物をベルトコンベアーに乗せましょう。
空港に到着したのが朝4時とかなので、お店とかも全然開いてないのですが、ベンチなどはそれぞれのターミナルにぼちぼちあります。
第2ターミナルにはバーガーキングがありました。中は覗いていないのですが明かりがついていたので、多分早朝から開いていたのではないでしょうか(開いてなかったらごめん)第1ターミナルにはファミリーマートが2つありました。この他にもお店はたくさんあるのですが、早朝に開いていたのはバーキンとファミマくらいです。
わたしたちは第1ターミナルまで移動し、ファミマで食べ物と飲み物を購入して近くのベンチに座り、地下鉄の始発まで時間を潰しました。
早朝の空港を日本人がフラフラ歩いていると、タクシーの運転手に声をかけられます。わたしは中国語が全くわからないのですが、「ジャパニーズ?」と聞かれ「イエス!イエス!」と答えてしまう素直さを持っていたのでめりぃさんに止められました。信用出来ないのであんまり相手にしない方がいいです。無視が一番。てか誰に声をかけられてもどうせ通じないので無視か、会釈して通り過ぎるくらいでいいです。
始発の時間までのんびりしたら、地下鉄へ移動しましょう。
⌘地下鉄について
「地鉄(Metro)」と案内があるのが地下鉄の乗り口、「磁浮(Maglev)」と案内があるのがリニアの乗り口です。地下鉄に乗ってもリニアに乗っても劇場には行けます。が、どちらにしろ乗り換えが必要です。
地下鉄の場合、途中の「広蘭路」という駅で乗り換える必要があります。向かいの電車に乗るだけだし、みんなこの駅で乗り換えるので間違えることはないでしょう。
中国の人はマジで椅子取りゲームでもしてるのかってくらい必死で乗り換えるので、広蘭路到着の少し前からドアの前に並んでダッシュで降ります。なので乗り換えは非常にわかりやすいはずです。さらに降りる人を待たずに押し合いへし合いで電車に乗り込むので、わたしはしばらく爆笑しておりました。ヤバイです。
浦東国際空港駅は始発なので確実に座れますが(しかし椅子はプラスチック製の硬く冷たい椅子)、広蘭路駅からは多分座れないでしょう。あとこの地下鉄がも〜めちゃめちゃに揺れるので、座れるなら座っといた方が安全です。
地下鉄の値段は劇場まで1時間と少し乗っても7元と非常に安いです。安すぎます。
チケットの購入方法ですが、改札に自動の券売機があるのでそちらにお金を入れて買います。
何台かコイン専用機があるので要注意。
コインは日本の両替では取り扱ってないので、現地でお買い物をした際のお釣りなどで手に入れましょう。1角、5角、1元玉がありました。他にもあるのかな。10角で1元だそうです。
行き先の駅を選択するか、もしくは値段を選択することで購入できます。値段を選択するほうが難易度が低いので、地下鉄アプリであらかじめ交通費を調べて購入するのが一番簡単です。
お金を入れると券売機からICカード(?)が出てきます。これを入場時にはSuicaのように改札機にタッチし、退場時には切符のように改札機内に入れることで使用できます。
しかしこの券売機エラーを起こします。2日間の行程の中で2回エラーを見たので(しかも1回目は到着早朝1発目)、結構な確率でエラーが起きるのか、それともわたしたちが不運なだけだったのか…
エラーの画面はこんな感じ。
わからないんですけど、たぶん中のICカードがなくなることで起きるエラーなのでしょうか。
二度目のエラーの際はカードが出てきた後にこの画面になったので、カードは問題なく使えることができたのですが、一度目のエラーの際はカードが出てこないのにこの画面になったので、改札にいる無愛想なスタッフに必死で訴えます。何かを伝えたい時は写真を撮って見せると結構な確率で理解してもらえます。
チケットを購入できたら、電車に乗るだけです。ここでも荷物検査があります。
中国は何かと荷物検査があるので、頑張りましょう。引っかかることはなかったです。
⌘リニアについて
せっかく中国に来たし、リニアに乗ってみるのもありだと思います。地下鉄より高いけど、それでも50元で乗れます。リニア、とにかく速くて面白かったです。速すぎて少し怖いよ。
ただリニアの始発は地下鉄の始発より少し遅いので、その間が暇になってしまうかも。わたしたちは帰りにリニアに乗ったのですが、行きに乗った方がお得にリニアに乗れます。
なぜならリニアは当日の空港券があると10元引きの40元で乗れるからです。
いや〜10元あれば小籠包6個食べれちゃうよ。
チケットの購入方法ですが、有人カウンターで購入しました。行き先と片道か往復かを伝えることで購入できます。片道は「单程」、往復は「往返」です。わたしは行き先の駅と単程と書いた紙を出して、筆談でどうにかしました。チケットの使用方法は地下鉄と同様です。
リニアモーターカー かっこいいですね。
グリーン席的なものもあるのですが、8分で到着してしまうので無意味という現地の豆知識を聞いて爆笑しました。
リニアの終点は「竜陽路」という駅です。乗り換えは地下鉄よりは複雑ですが、案内板に沿って移動すれば何の困難もありませんでした。
婁山関路駅につけば劇場はすぐそこです。
4番出口を出て左に進むと劇場があります。
4番出口を出れば劇場とは目と鼻の先なので、4番出口から出るようにしましょう。
以上、上海遠征忘備録(準備〜移動編)でした。
思ったより長くなってしまったので、劇場のこと、ホテルのことなどは次の記事に書いていきたいと思います。